2023年度 青空留学追加募集決定!
2023年も秋田県にかほ市と福岡県宗像市を舞台に、都市と地方をかきまぜる「青空留学」を開催します。
青空留学は、都会に住む学生が一次生産現場に飛び込み、地方の生活や生産現場から「生きること」を学ぶ地方留学です。
地域生産のリアルな”生”の現場に赴き、普段何気なく食しているものの生産現場を起点に、生産者や地域の方々と交わることで、人と人との繋がりを感じませんか?
多くの学生の皆さまがJAL社員と共に、地方の生産者のもとへ赴き、新しい学びや価値を見つけること、地方の魅力を自分たちの目線で発信するきっかけになること、そして参加者の皆さまにとって”第二の故郷”になる場所と出会えることを心から願っています。
さぁ、一緒に地域へ飛び込もう!
参加方法
◆参加の流れ
STEP. 1 下記の留学先情報の確認及びコンセプトムービー視聴
STEP. 2 下記参加お申込みフォームから応募
~11月17日(金) 18時
STEP. 3 オンライン面談実施(※選考通過者のみ)
11月20日(月)~26日(日)
STEP. 4 参加可否をメールでご連絡(※参加可否に関わらずメールでご連絡)
11月30日(月)
◆参加お申し込みフォーム
https://forms.gle/b8DdCpgrex8tr5MA8
◆申し込み締切
11月17日(金) 18時
◆お問い合わせ先
青空留学 運営事務局:aozora@jal.com
◆応募条件
以下の条件を満たす方
①本プログラムに強い関心を持つ大学生・大学院生
②健康上、農業・漁業体験に支障をきたさず、お一人で身の回りのことが出来る方
◆求める学生像
- 自分を変えるきっかけがほしい人
- 地域のリアルに飛び込んでみたい人
- 地域のために何ができるか、本気で考えたい人
- 自分の人生について今一度深く考えてみたい人
- ”第2のふるさと”を求めている人
- 多様な価値観に触れる機会を求めている人
◆活動内容
- 漁業現場の体験(弟子入り)
- 地方での生活を通じて体感した地方や生産現場の魅力を、自ら言葉で世の中に発信し、地方や生産現場の未来を考える
◆留学日程
2023年12月上旬:事前オリエンテーション(都内1day)
2023年12月中旬:1回目フィールドワーク(3泊4日程度)
2023年2月頃:2回目フィールドワーク(1週間程度)
2023年3月:最終発表会(都内1day)
◆定員
2名
◆費用
(過去実績)1泊あたり5,000円程度×滞在日数
<ご負担いただく必要のないもの>
- プログラム参加費
- 航空券代
- 保険料
- 宿泊費
- 現地交通費
<ご負担いただくもの>
- 飲食費
- その他、フィールドワークに必要なもの
◆活動内容
- 農業現場への弟子入り
- 地方での生活を通じて体感した地方や生産現場の魅力を、宗像市アンバサダーとして自らの言葉で世の中に発信し、地方や生産現場の未来を考える
◆留学日程
2023年12月上旬:事前オリエンテーション(都内1day)
2023年12月~2月頃:フィールドワーク(1週間程度)
2023年3月:最終発表会(都内1day)
◆定員
2名
◆費用
(過去実績)1泊あたり5,000円程度×滞在日数
<ご負担いただく必要のないもの>
- プログラム参加費
- 航空券代
- 保険料
<ご負担いただくもの>
- 宿泊費(※補助有、予約等についてはJAL社員がサポート)
- 現地交通費
- 飲食費
- その他、フィールドワークに必要なもの
留学先③ ~ 福岡県宗像市 漁業・ガラス工業 ~
◆留学先
<漁業>
事業者さん:宗像漁業協同組合
URL:https://www.jf-munakata.jp/index.html
<ガラス工業>
事業者さん:粋工房
URL:https://www.suikoubou.net/
◆活動内容
- 宗像漁業協同組合への弟子入り
- 地方での生活を通じて体感した地方や生産現場の魅力を、宗像市アンバサダーとして自らの言葉で世の中に発信し、地方や生産現場の未来を考える
※漁協の定休日に吹きガラス工房「粋工房」にて見学または製作体験をしていただきます
◆留学日程
2023年12月上旬:事前オリエンテーション(都内1day)
2023年12月~2月頃:フィールドワーク(1週間程度)
2023年3月:最終発表会(都内1day)
◆定員
2名
◆費用
(過去実績)1泊あたり5,000円程度×滞在日数
<ご負担いただく必要のないもの>
- プログラム参加費
- 航空券代
- 保険料
<ご負担いただくもの>
- 宿泊費(※補助有、予約等についてはJAL社員がサポート)
- 現地交通費
- 飲食費
- その他、フィールドワークに必要なもの
エントリーはこちら
◆参加お申し込みフォーム
https://forms.gle/b8DdCpgrex8tr5MA8
◆申し込み締切
11月17日(金) 18時
◆お問い合わせ先
青空留学 運営事務局:aozora@jal.com
(参考)これまでのフィールドワークの様子
@熊本県阿蘇郡高森町
生産者さん:打越 友香さん
@山口県山陽小野田市
生産者さん:久保田 宏司さん
@秋田県にかほ市
生産者さん:佐藤 栄治郎さん
@山口県美祢市
◆昨年度青空留学のアウトプットとして東京タワーで開催した物産展の様子
参加学生の声
■河野崇史 (2022年度 宮城県東松島市 留学)
未熟な大学生だった私は、地方で逞しく生きている生産者の皆さまから学んで「一人前の社会人になりたい」と思い青空留学へ参加しました!
私が訪れたのは、宮城県東松島市です!
東松島は石巻市の隣で被災地の1つであり、そこに今も生きる様々な農家や漁師の方々と交流させて頂きました!
東松島の皆さんは都市部から来た私たちを快く受け入れて下さり、私達の事を知ろうとしながらも東松島の事や生産現場の実情をたくさん教えてくれました。
自己肯定感の低かった私はそうした素晴らしい方々と関わる中で「こんな私なんかと交流して何の意味が…?」と思っていましたが、私の良さを見つけて成長を期待してくださる皆さまに刺激されて、少しずつ気持ちが前向きになっていきました。
都市部で生活する中で利己的な思考に囚われ、目の前の損得勘定しか出来なくなっていた私には、災害や環境変化と戦いながら生産者を全うすることがあまりにも途方もない事だと感じました。それを可能にしてきた一人前の大人だからこそ伝えられる、理屈を超えた人付き合いや本気で使命と向き合う事の大切さが、生産現場には存在していたのです。
その意味を咀嚼しながら、私達は東京タワーでの物産展にて、生産者の方に託された商品を販売し、声や文字に気持ちを乗せてお客さまに東松島をアピールしたところ、お客さまから「良かった」「美味しい」の暖かいお言葉をいただくだけでなく、実際に東松島の生産者の元へ足を運んで動画で紹介する方が現れるなど、人の繋がりにおける無限の可能性を実感することが出来ました!
青空留学が終わった今でも、私は時々「力になりたい」という一心で青空留学で関わった皆さまのお手伝いをさせてもらっています。そこで新たに出会う人達とお話したりお礼を言われる事には、今の私でも理解出来ない程大きな価値があるんだと思います。
青空留学は、「参加すれば変わることができる」といった単純なものではありません。ですが、地方だからこその新たな景色や価値観と出会い、そこに自ら本気で向き合えるか次第で青空留学の秘める未知のポテンシャルが爆発するのだと思います!
雨風太陽主催の「都市と地方の未来会議」イベントに登壇し、青空留学での経験をお話しいただきました!
■栗林 志樹(2021年度秋田県にかほ市 留学)
僕は秋田県にかほ市の底引き網漁師、佐藤栄治郎さんのところに弟子入りしました。
僕自身兵庫県明石市出身で、幼い頃から魚は身近な存在であり、美味しい魚を食べて育ちました。
ただ、慣れ親しんだ魚がどのような過程で僕たちの食卓に並んでいるかは知らないままでした。「一度でいいから船に乗って、漁師の仕事を見てみたい!」と思ったのが青空留学に参加を決めた最初の動機です。
実際に青空留学に参加して得られた最大の収穫は「生の実感」です。海の上で風を感じ、汗を流して働いた後に飲んだエナジードリンクは何物にも代えがたい美味しさでした。コロナ渦で家に一人でこもっていた僕にとって、”食”という人間の根幹に関わる仕事を体験できたのは、楽しくて仕方がありませんでした。漁師の方々が優しく仕事を教えてくださったおかげで、16時間という過酷な漁もあっという間でした。
この企画に参加してよかったと実感したのは、東京に戻ってから会った友人たちに「顔つきが変わった」と言われた瞬間です。自分でも気づいていないうちに、秋田県にかほ市での経験が自分の自信や明るく生き生きとした顔つきになっていたようです。
素晴らしい経験を積ませていただいた秋田県にかほ市は僕の第二の故郷です。
■鈴木 麗永(2021年度熊本県高森町 留学)
「何かに挑戦してみたい!」という思いで青空留学への参加を決めました。
私が訪れたのは熊本県高森町の「かわべ養魚場」さんでした。そこで尊敬する打越友香さんに出会ったのです。フィールドワーク中は、やまめの選別やニジマスの骨抜き作業をさせていただきました。お魚を手に取ってくださるお客さまのために鮮度が維持された作業工程一つ一つの細部に至るまで配慮がされていました。
「自信を持って自社の商品を売っている。だからこそ妥協はしない。」という打越さんの言葉を聞いたとき、彼女の仕事に対する熱意を感じました。
そして、値段だけでは判断できないものがあると気づかされました。時が経つにつれ、打越さんの力になりたい!と強く思うようになりました。
この原動力があったからこそ頑張れたのだと思います。最終的にポケットマルシェで「青空留学コラボレーションセット」として商品を販売させていただきましたが、商品を生み出す難しさ、モノを売る難しさを実感しました。まずは身近な人たちから、商品の良さや魅力、打越さんの思いを伝えたいと思い、大学の友人たちに薦めました。
実際に商品を購入いただき、友人たちから「美味しい!」と感想を頂いたときは「かわべ養魚場のお魚ファンが一人増えた!魅力が伝わった!」と、とても嬉しかったです。
これまで縁もゆかりもない熊本県でしたが、「また絶対に行きたい!」と強く思います。
その土地を訪れ、地元の「人」たちに会って直接お話しすることが私の行動力と人生観を変えてくれたのだと思います。
◆お問い合わせ先
青空留学 運営事務局:aozora@jal.com
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